退職後(3月下旬)

退職決定から2週間、非常に苦しい思いをしましたがようやく退職をすることができました。

この時対応してくれた人事の人は気さくな方で、「私に相談してくれればよかったのに」というようなことを言ってくれました。
私の仕事環境では、周りに愚痴を言うような相手もおらず、そういった理由も体調不良の原因になっていたんだと思います。

そして退職後、医師の言うとおりすぐに体調が良くなると思っていたのにも関わらず、10日程度休息をとりましたがあまり症状は改善されませんでした。とにかく体がだるいのです。

その後精神科にて3度目の受診を行ないましたが、「仕事をしないと不安な気持ちになって体調も良くならないから、とにかく仕事をするように」という、正直納得のいかないアドバイスを受けました。

またこの時もその医師に対して非常に不快な思いをしたため、病院のアンケートにそのことを書いたほどです。

2度目の精神科の受診

1度目の精神科の受診の後、2週間後に再度同じ精神科で診察を受けました。

その頃には退職が決定していたので、医師も「仕事から離れればすぐに良くなるでしょう」という判断をしました。

ただしこの日もこの医師とのやり取りで不快な気分になりました。「ニートにはならないようにしろ」というようなおかしなプレッシャーもかけられました。

繰り返し申し上げますが、川崎市にある多摩病院という病院の精神科の医師です。
私はこの日、医師の方を見る気力もなく、天井を見てぼーっとしながら現状の報告をしました。
こんな病気で弱っている人間に対する発言とはとても思えませんでした。

退職に向けて

部長や人事に約2週間後に退職させてもらえるよう話はしましたが、その間ずっと休んでて良いという話にはなりませんでした。

そのころには、実働8時間仕事をする体力はもはやなくなっていましたので、なんとか懇願し、半日勤務で済むようにしてもらえました。

ただ、その半日勤務でやる仕事内容は仕事内容の引き継ぎでしたが、正直やってもやらなくても大した話ではないような仕事でした。
この2週間は本当に苦しい思いをし、上長達との軋轢もあり自殺を考えてしまうほど気持ちは落ち込みました。

良く言われる、過労状態にあると正常な思考ができないため、客観的に見れば死ぬくらいなら仕事を辞めれば良いのに、と思うのに自殺をしてしまう人達の気持ちがよくわかりました。明日以降状況が良くなる気が全くしなくなってしまうのです。

会社での面談(3月上旬)

精神科での診断結果を上長・部長に伝えたところ、次は人事と面談するよう言われました。

人事との面談は、一般的な会社では当たり前のことなのかもしれませんが、あまりリラックスして相談することはできませんでした。
結論としては、いくら体調が悪いからといって医師の診断書がなければ休職はできないし、1カ月以内くらいに会社の環境が変わる予定なのでそれまで耐えてくれという回答でした。

その後1週間、私は非常に辛い思いで耐えましたが、体調は悪くなる一方で、また決定的なできごともあったため、部長に退職を申し出ました。

部長からは、職歴に傷が付くから続けた方が良いという言い方で散々説得されましたが、「私が必要だから辞めないでほしい」という言葉は一切言われませんでした。これは上長や人事からも言われなかった言葉です。嘘でもいいから言ってもらえれば私の気持ちも少しは変わったと思います。

病院での診察(精神科)

内科では私の体調不良の原因がわからなかったため、今度は同じ総合病院の精神科を受診しました。

診断は「ヒステリー」だとのことでした。

ヒステリーというと、ヒステリックに起こり出す人をイメージしがちですが、言葉の意味を調べてみるとそういうわけではないようです。

医者からは、「仕事量が多くて辛いから、無意識化で体に不調を出して仕事をさせないようにしている」という説明を受けました。

改善策として、会社の上長と良く話し合って、仕事量を減らしてもらうなどした方が良いとのことでした。
変に休職したって同じことの繰り返しが起きるから休職はしない方が良い、というようにも言われました。

一応ソラナックスという精神系の薬とロラメットという入眠剤を処方され、診察は終了しました。

この精神科医に対する印象は、正直最悪でした。
こちらを見て話さないし、ムニャムニャとしたしゃべり方だし、事前に同じ病院のカウンセラーの様な方に上長達との人間関係についても良くない旨を伝えていたにも関わらず、仕事の量の問題だと断定した、などの理由に寄るものです。

具体的に言うと川崎市にある多摩病院というところの医師で、みなさんの自己判断にお任せしますが、あまりお勧めはできません。

病院での診察(内科)

2014年2月下旬、私は体調不良の原因を突き止めるため総合病院の内科で診察を受けました。

主な症状は、手足がしびれる、体に力が入らない、体がだるい、寝付きが悪いといった内容でした。

内科では即日に血液検査と尿検査を行いましたが、異常はまったく見られませんでした。

内科医はとりあえずしびれの対策のためメチコバールという薬を処方し、後は運動をしたりすると良いというアドバイスを受けました。
ちなみにこの内科医は私と同年代でしたが、私の「体力をつけるためにはどうしたら良いでしょうか?」という質問に対して、「ランニングでもしたら良いんじゃないですか」というようなことを不快な言い方で言われ、正直カチンときました。

この結果を会社の上長・部長に相談したところ、内科で原因がわからないのであれば精神科などに行ってみるようアドバイスを受けました。

体調不良の悪化(2014年2月下旬)

前日の投稿の通り、私は2014年2月の時点で体調を崩してしまいました。

もう仕事をするのも辛くなり、上長へ退職を申し出ましたが、もう少し様子を見るよう言われました。

その後2週間程度経ったのち、再び上長に仕事が辛く退職をしたいと伝えたところ、さらに上の部長へ相談するよう言われました。
もうその頃には体調だけでなく、ひどい憂鬱感を常に感じるようになっていました。
私は10年ほど前に鬱状態になったことがあり、その時には治療に1年以上かかったため、今回は悪化する前に退職したいという思いがありました。

部長との面談では、いきなり退職をするのではなく、まずは病院に行って原因を突き止め、場合によっては休職することもできるというアドバイスを受けました。

正直な話私が退職したところで会社に大きなダメージがあるとは思えませんでしたが、やはり部長としてはいきなり退職させるのではなく他の方法をとりたかったのではないかと思っています。