体調管理について
私は精神的な病により、2014年3月に会社を退職しました。
現在6月時点ですが、8月頃には回復することを願ってブログを書きます。
よろしければ、2月のエントリーから順番に読んで言っていただけると幸いです。
私は体が、肉体的にも精神的にも弱い人間です。
単純に我慢弱いというよりも、負荷がかかると体調をすぐに崩してしまうためどうしようもありません。
今回の体調不良(2つ目の精神科では、診断書に「うつ病」と書かれました)も、精一杯休息をとったり、人間関係を改善する方法を模索したり、自分なりに努力をしてきたつもりでした。
でも結局は耐えることができませんでした。
私以外にもこういった方は少なからずいらっしゃると思います。
私が一番このブログで書きたかったことは、仕事をしていく上でストレスが生じるのはやむを得ないため、自分なりに改善する努力はするべきです。
ただし、体調に異変が生じた状態が長期間続いた場合は、速やかに仕事を辞める、または休職すべきです。
仕事を辞めると次の仕事が見つからないかもしれない、という不安はあると思いますが、鬱状態が常態化してしまうと、最悪自殺してしまう可能性すらあります。
また私のように、3ヶ月経っても回復しないかもしれません。回復にはもっと時間がかかるかもしれません。
それを考えれば、仕事をいったん辞めるという選択肢は持っておくべきでしょう。
また、体が弱い方で独身の方は結婚や出産には慎重になりましょう。
その状態でうつ病などになり、仕事ができなくなれば奥さんや子供にも辛い思いをさせてしまうかもしれません。
人間には個人差があると言いますが、私はこれは動物としての「個体差」だと思っています。
「他の人ができているんだから、自分もやらなくてはいけない」ということを考えすぎて無理をすると、結局体を壊す羽目になります。
体力がありバリバリ仕事ができる人と、そうではない人は、ある意味でこれは「個体差」の問題です。
これは身長が低い人に、無理矢理高いところにあるものを出し入れする仕事を押し付けているようなもので、ただの根性論でしかありません。
私はみなさんにもそういう意識で日々の生活を送っていただきたいと思っています。
6月の体調
会社を退職して2ヶ月以上経過しました。
相変わらず精神科に通い、安定剤と抗鬱剤と入眠剤を処方され、様子見状態です。
一度は回復したかに見えた早期覚醒(夜寝ても、1.5-2時間で目が覚めて、その後眠れなくなる)がここのところ頻繁に起こるようになりました。
結局朝になってから眠りにつくのですが、これもあまり長時間眠れません。
体調もすぐれず、外に出るのもかなり億劫な状態です。
一体私の体は何なのでしょうか。酒もたばこもやらず、できるだけ体調管理に気を使って生きてきたのに、いつまで経っても回復しない。
仮に今の状態が治まっても、きっとまた将来同じようなことが起きるのでしょう。
月曜から金曜日まで働き、土日は友達と遊んでストレスを発散し、「うつ病は甘え」などとのたまう「ごく一般的な人間」が羨ましくてしょうがないです。
5月下旬の体調
5月の下旬になってきても、回復の傾向はあまり見られません。
最初に通っていた精神科の医者はあまりにも配慮に欠ける発言をするので、違う精神科に通うことにしました。
薬は、ソラナックスは変わらず、入眠剤としてサイレースを処方されました。
サイレースは入眠剤の中で、かなり強い部類に入るそうです。
サイレースのおかげで一時的に寝付きが良くなり、早期覚醒も減っていきましたが、体に耐性ができたのか、徐々に効果が薄れてきました。
このころ、私は「認知行動療法」という治療法に出会いました。
具体的には、大野裕さんと言う方の「うつを治す」という本を読んで知りました。
「認知療法」とは、簡単に言えば嫌なことや辛いことがあった時、それを順序だてて頭の中で整理し、あまり悩まないようにする、というものです。
悩み事を友人や家族に相談すると、きまって「そんなに悩みすぎない方がいいよ」といったアドバイスを受けますが、自分としては「自分の気持ちなんかわからないくせに、簡単に言うなよ」と思ってしまいがちです。
ですが、治療法として、またきちんと確立された方法で理解するようになると、不思議とその内容に説得力を感じました。
私はこの治療法によってだいぶ意識が変わり、精神的には安定するようになりました。
また「行動療法」とは、単純に言えば周りの人間ときちんと相談し、病気の原因をできるだけ取り除いて行こうというものです。
私は今回と10年前の頃とを通算して、6つくらいの精神科を受診しましたが、この「認知行動療法」について知らされたことはありませんでした。
中には精神科で有名な大きな病院に通ったこともあります。
精神科というのは、本当に患者のためを思って診療をしているのでしょうか。
5月上旬の体調
退職から1ヶ月が過ぎましたが、回復の傾向はあまり見られませんでした。
日を追うごとに社会復帰への不安と焦りがつのりました。
とにかく体が一日中だるい、睡眠も安定してとれないといった症状が続きました。
ある日、このだるさは病院から処方されている向精神薬であるソラナックス(ジェネリック:メデポリン)のせいではないかと考え、飲む量を減らすことにしました。
医者も減らしても良いと言っていました。
ところが、薬を減らし始めた途端、体調はさらに悪化し、起きている時間の半分程度を横になって過ごさなければならなくなりました。
あわてて薬の量を戻しましたが、体調不良は1週間程度続きました。
以前、10年ほど前にも私は精神科に通っていたことがあり、その際パキシルという抗鬱薬を処方されました。
この薬を処方された時には一切説明はありませんでしたが、離脱症状(禁断症状)が強いことで有名な薬であるそうです。
今回のソラナックスについてもそうですが、なぜ精神科は離脱症状について何も説明せずに安易に薬を処方するのでしょうか。
変に説明することによって患者さんが不安がる可能性を考慮しているという面もあると思いますが、あまりにも無責任な行為だと感じます。
後になって知ったことですが、向精神薬を減らしていくには、6ヶ月から1年程度かかることもあるそうです。
こうなってくると、精神科の医者の金儲けのために、患者を薬漬けにしているのではないかという気持ちになるのは当然のことでしょう。
4月中旬から下旬の体調
4月の中旬を過ぎても体調不良は治らず、苦しい日々が続きました。
また仕事を辞めて1カ月が経過したせいもあり、経済面での心配や、働いている人への申し訳なさなどから憂鬱な気分になったり、不安や焦りを感じることが増えました。
今までは憂鬱になっても、今はちょっとした休暇のようなものなんだ考えることによって、不安を抑えていましたが、それも難しくなってきました。
こんなことならもっと早く仕事を辞めるべきだったと何度も考えました。
辛くてもまだ仕事を辞めるなと、無責任なことを言ってきた人達を恨むようにもなりました。
4月上旬の体調
退職後の休息が効いたのか、退職から2週間ほど経ったころ、体調が回復したように感じた期間が数日ありました。
ただそれも長くは続かず、また体のしびれやだるさが出たり、今まであまりなかった早期覚醒が頻繁に起こるようになりました。
例えば23時に寝付いても、夜中の2-3時に起きてしまい、体はだるいのにそれ以上は眠ることはできない、というような状況です。
これにより日中の体調はさらに悪化し、体のだるさから外出するのも億劫になるようになりました。
退職後の体調
前職を退職後、仕事から離れてゆっくり休めば、一週間から10日ほどで回復するだろうと思っていました。
ただ現実は厳しく、退職後も体調不良に悩まされ、1週間ほどは寝込んでばかりいました。
夜眠りたくても寝付けないし、早期覚醒してしまうこともあるため日中はとてもだるく眠いのですが、布団に横になってもなぜか辛いばかりで眠ることができませんでした。
とにかく毎日憂鬱な気持ちで過ごしていました。